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2023/11/12 15:23:06 | 未分類 | コメント:0件

「結果を出す人は何が違うのか?」稲盛和夫の答え
 田舎の大学を卒業し、徒手空拳でベンチャーを創業した自分のような者が、一流大学を卒業して大企業に就職した人たちに伍して仕事をし、人生を生きていくにはどうすれば良いのかということを、常々考えていました。同時に、それを誰にでもわかりやすいように表すことができないかとも考え、ある方程式に至りました。

 それは、「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」というものです。

人間が生まれてから死ぬまでにつくり上げる人生の結果、または仕事の結果は、その人がもつ「能力」に加えて、その人がどのくらい「熱意」をもって人生や仕事に取り組んだのか、さらには、その人がどういう「考え方」で人生を歩み、仕事に向かってきたのかという、三つの要素の積になると考えたのです。

 リーダーにはまず「能力」が必要です。リーダーは戦略、戦術を考えていかなければなりませんし、仕事には専門的な知識が求められるわけですから、どうしても「能力」が要ります。

この「能力」と「熱意」は、〇点から一〇〇点まであり、さらにはそれが足し算ではなく、掛け算で人生に影響を与えると私は考えています。そうすれば、優秀な大学を出た、頭のいい人の「能力」は九〇点くらいで、田舎大学出身で能力はあまり高いとは思えない人の「能力」は六〇点くらいになるのでしょう。また、たった一度の人生を、ただぼやっと過ごしても意味がない、誰にも負けない努力を払い、一生懸命生きてみたいという人の「熱意」は九〇点になります。

 また、この「能力」とは頭の良さだけを言うのではありません。健康で頑健でタフな仕事ができるという肉体的能力も、「能力」の一つです。リーダーには、そのような高い「能力」が求められます。

頭が悪くても、能力がなくても、抜群の成果を出せる理由
「能力」があまり高くないけれど、熱意を人一倍もって努力する人は、「能力」六〇点×「熱意」九〇点で五四〇〇点になります。一方、「能力」が九〇点もあったとしても、懸命に働くことを嫌い、三〇点しか「熱意」がなかった人は二七〇〇点と、その半分にしかなりません。

「能力」と「熱意」が足し算であれば、差はほとんど開きません。掛け算だけに大きな差が開いてしまうのです。また、こう考えることにより、能力がさほどなくても「誰にも負けない努力」を払えば、優れた能力をもった人を超えて、すばらしい成果を上げることができると考えられるのです。(記事から)
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