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05481

2023/10/02 10:45:02 | 未分類 | コメント:0件

人類の歴史において、人々のさみしさの受け皿となる役を担ったものに宗教の存在があります。例えば仏教系であれば、「仏に帰依する」「善行により徳を積む」「念仏」「唱題」といった行為により、「来世で救われる」「極楽浄土に行ける」「悟りを開く」という信仰であり、現世のさみしさの奥にある苦しみ、悲しみ、不安、恐怖といったものに対して、それに動じず、受け入れられる自分になるという教えがあるのでしょう。

脳は、体のなかでもっとも資源を消費する臓器なので、できるだけ活動を省力化しようとします。つまり、脳には常に自分の活動をセーブしようとする性質があり、よりわかりやすいもの、あまり考えなくても済むものを求めてしまう傾向があるのです。

人間は本来さみしがりやで、弱い生物で、なおかつ脳が怠け者。だからこそ、宗教が必要とされてきたのでしょう。しかし、なかには反社会的なカルト宗教や、金儲けを企む悪意のある人が巣食う宗教も存在します。

「真面目な人ほど騙されやすい」という皮肉
「このままだとご家族に大きな不幸が訪れますよ」

そういって高価な商品を売りつける霊感商法などは、相手を動揺させ、パニックに陥れて理性的な判断をできるだけ妨害するような手口を使います。

人間は、不安や焦りによって心に余裕がない状態になると、平常時には考えられないような判断をしてしまうことがあります。騙されてしまいやすい人は、真面目で誠実、努力家で、忍耐強いのが特徴です。

「真剣に話を聞いてくれる人」を信用してはいけない
カルト宗教や怪しい新興宗教の勧誘など、言葉巧みにさみしさの隙間を突いて操ろうとしてくる人の危険性についてお話しましたが、話すことや言葉で支配するのとは逆に、「聞き役」に徹することで信頼を得て、相手を騙したり、支配したりすることもあります。

例えば、浮気をしがちな人は、モテる人でもあります。そして、モテる人の条件のひとつには、「聞き上手」であるということが挙げられます。聞き上手な人には、ついなんでも話してしまうものです。さみしい人ほど心の隙間を突かれ、話を聞いてくれるからということで、恋人、夫や妻、家族以外の人に拠り所を見つけてしまうのです。

また、聞き上手は、話を聞くだけではなく、自尊心をくすぐりこちらを肯定する言葉で寄り添ってきます。あまり互いのことをよく知らない間柄であるにもかかわらず、無警戒に自分の話をしてしまうときは、自分がさみしい状態だということを意識するといいかもしれません。

返報性の原理とは、相手から厚意や恩を受けた場合、そのあとで自分も相手に「お返し」をしたいと感じる心理のことです。

わたしたちの脳には報酬系という回路があり、苦労をいとわず様々なことを頑張れるのは、快楽という報酬を脳が欲しがるためであると考えられています。この快楽を受け取っているときには、様々なストレスから一時的に解放されたような感覚になります。
→記事から。
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