fc2ブログ
フリーエリアNo1
World-42ヵ国語-翻訳( Google Translate) 各国の国旗をクィックしてください。 Please click the national flag of each country. 現在は使用できません。
カテゴリ
フリーエリア
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

05384

2023/09/08 00:59:19 | 未分類 | コメント:0件

1. 目標の設定、家計の構成、進捗状況の把握
明確な目標を設定し、進捗状況を追うと、大きな効果がある。私の継母も進捗状況を確認し、プランに沿ってお金が増えていくのを目にして、初めてFIREが可能だと信じられるようになった。

「現実のことなんだってわかったの。貯蓄を最優先にすると、リタイアが可能になる。お金がお金を生んで、驚くほど速く進んでいくのよ」と、継母は話してくれた。

2人がまずやったことは、父が50歳になったときに余裕をもってリタイアし、90代になってもきちんとやっていくためにはいくら必要か、正確に把握することだった。リタイア後の生活の家計には、リタイア前と同等額の給与と、医療費などの支出の項目も含まれていた。

リタイア後の家計を構成したあと、50歳までに目標を達成するためには、毎年いくら貯蓄する必要があるかを算出する作業に戻った。それには、投資利益率の予想も考慮に入れた。それから、2人は目標を達成するために、支出を減らし、余分な収入をすべて投資に回した。

定期的に家計を調べ、半年ごとにしっかりと進捗評価をおこなった。やがて、半年ごとのチェックのためにファイナンシャルアドバイザーに相談もし始める。そして、リタイアしたあとも計画どおりに進んでいるかを確認するために、その作業を続けてきた。

2. ライフスタイル・インフレーションの回避
ライフスタイル・インフレーション、つまり、収入が上がるたびに生活費が増えてしまうことほど、気づかないうちにリタイアのプランを損ねてしまうものはない。借金をするようになることも多い。

私の両親にとって、FIREには分相応の生活を送ることが欠かせなかった。2人は最低でも昇給した額の半分を投資に回した。父のボーナスは賃貸不動産に投資され、収入になった。2人は結婚すると、実際に支払える額の半分の価格の家を購入した。

3. 積極的な投資と……分散投資
ほとんどの人と同じく、確定拠出年金が両親のリタイア計画の中心だった。当初から会社の拠出金を最大限活用するよう取り組んだ。継母はコンサルティング業も営んでいるため、自営業者が選択できる個人型確定拠出年金も始めた。

2人はFIREしたかったため、リタイア後の収入として頼りになる投資も必要だった。そこで、両親は、株式、債券、賃貸不動産にも投資した。

リーマン・ショック後に、2人は抵当物件をかなり安い価格で現金で購入した。その物件を、節約のために自分たちですべてリノベーションし、貸し出した。

4. 収入のために、副業という予備のプランを検討
継母は父よりも年下のため、もう少し長く働く予定だった。しかし、2人の勤務先で働きつづけるよりも、完全にリタイアしやすくなるよう、オンラインでのコンサルティング事業を始めることにした。

両親にとってFIREが重要だった理由
私の年代(20代から30代前半)では、FIREどころか、リタイアすらまったくイメージできない人が多い。そのため、父が私の年齢のころにFIREを計画していたなんて驚きでしかない。若いころにそうした見通しを立てるために、何か役立った人生経験や教訓があったか、私はたずねた。

「それはあなたのお金ではなくて、未来のあなたのお金なの」

記事から。
スポンサーサイト




コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する