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05224
2023/07/16 17:59:12 |
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社会の不満が高まる中で、「社会のために主体的に行動する人材を育てたい」「自分で考え、他者と協働して社会に貢献する人材を育てたい」と考えたときに、これまでの「知識偏重の教育」ではなく、日本の「知識だけではない、人間力を育てる全人的な教育」が注目されたのだと思います。
岩崎さん:政府関係者の方が日本の学校を視察して一番衝撃的だったのは、給食の時間だったそうですよ。子どもたちが指示を待つことなく、給食当番はみんなのためにエプロンを着て給食を盛り付け、それ以外の子は誘導されていないのに1列に並ぶ姿に驚いたようです。
日本人からするとなんてことのない風景ですが、こうした「誰かに言われなくても子どもが自分で考えて、自分の役割を担う姿」は、日本の教育現場ならではの光景です。それが、日本式教育導入を後押ししたのかもしれません。
岩崎さん:現在、エジプトには51校のEJSがあり、そこでは、これまでお話しした「人間力を育てる教育」という観点から、日直、清掃といった日本の学校を参考にした活動を取り入れています。そのほか、手洗いうがいや歯磨きなど、生活指導的な教育も導入されています。
「うちの子に掃除なんかやらせるな!」非難を乗り越え、定着していった日本式教育
ーー学校という場所の認識自体を変える大きな試みですね。現地の方からの反発はなかったのでしょうか。
岩崎さん:やはり最初はあったようです。保護者から「うちの子に掃除なんかさせるな。うちの子は掃除人じゃないぞ!」という反応もありました。
その声に対し、現地の校長先生が一緒に掃除をしているところを見せ、これらが罰でやらされているのではなく、教育の一環なのだと少しずつ理解してもらうよう工夫したそうです。
ーーこうした人間力を育てることを重視した教育の結果、子どもたちに変化は見られたのでしょうか。
岩崎さん:このプロジェクトで育成を目指す「人間力」は、いわゆる非認知能力と言われるものであるため数値での効果測定は難しいのですが、EJSの教員や保護者に子どもたちの様子についてアンケートをとったところ、特に「自律性」「問題解決力」「協調性」などの能力が向上したという回答が得られました。
記事から、
教育とはなんぞや、
人に必要な事を学ぶことが最大の目的だろう、
人間性は心から教育することだよ、なぁ。
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