fc2ブログ
フリーエリアNo1
World-42ヵ国語-翻訳( Google Translate) 各国の国旗をクィックしてください。 Please click the national flag of each country. 現在は使用できません。
カテゴリ
フリーエリア
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

05058

2023/06/14 20:52:59 | 未分類 | コメント:0件

山形県の米沢へ行った折、土地の歴史家から聞いた話です。
 250年前の藩主、上杉鷹山公は、領民は我が子であると、飢饉があっては一大事と米倉を造り、かてものといって、食べられる草木を植えさせ、飢饉に備えたそうです。その数年後に天明の大飢饉が起こりました。隣の伊達藩では何万人もの餓死者がでたそうですが、米沢ではひとりも餓死する者がいなかったといいます。

 そんな話を聞いたのですが、私の頭には、現代ではどうなるか!?でした。毎日、自分で米を炊いて食べていますが、生米に触れるたびに、ありがたいものだと感じますし、食べるときもしみじみ味わっています。米は日本人の食の根本であると思います。その意味するところをよく考えることが大事だと感じます。自給率39%は、大変な数字です。お米が無くなって主食に困窮するからと備えることは、具体的な方策です。あれ? 米びつに米が無い、では困りますからね。それと同時に、お米をはじめ、食物への感謝のこころを想起することが肝要だと思います。日々の糧ですから。

 鷹山公は、「成せばなる 成さねばならぬ何事も 成らぬは人のなさぬなりけり」という有名な句を詠んだ人物です。自ら木綿の着物をまとい、一菜一汁の食生活をし、領民に清貧を説いた殿様でした。鷹山公が藩主になった頃は、すでに米沢藩は莫大な借財で存亡の危機に陥っていたそうです。今の経済不況以上でしょう。それを奇跡的に立て直した殿様として、今も、米沢の人びとから尊敬されています。一説には、J.Fケネディーが来日した折、いちばん会って教えを乞いたい日本人だと語ったといわれています。J.Fケネディーは、内村鑑三が明治時代に英訳した本『代表的日本人』を読んでいたようです。現代の鷹山公は、誰でしょうか?→これは記事からです、しかし、日時は分かりません、数年前?
スポンサーサイト




コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する